IPO投資で当選を狙うには、家族に協力してもらって口座を作り、抽選回数を増やすと当選確率が上がります。
証券会社の中には、学生や赤ん坊が利用できる未成年口座を作れる会社もあります。
未成年口座を作ることでさらにIPOの当選確率を上げることが可能なのです。
では、未成年口座はどの証券会社でどのように作れば良いのでしょうか。
当記事では、未成年口座でIPOに参加可能な証券会社や、口座作成時の注意点などをご紹介していきます。
どうぞご覧ください。
目次
未成年口座について
未成年口座は、未成年のための証券口座です。
ポイントとしては、投資の知識を身につけるのが難しいと考えられる小学生以下の子供や、赤ん坊なども対象になります。
親権者の責任において取引が可能
通常であれば自分以外の名義で株式取引をするのは違反ですが、子ども名義の場合は親権者の責任において取引が可能です。
例えば、1歳の赤ん坊がパソコンをいじってIPO抽選に申し込むのは厳しいでしょう。
未成年口座の場合に限って親権者が代理でIPOに参加が可能なのです。
資産運用や勉強のためにも未成年口座は作った方が良い
IPO投資を成功させるためには、家族全員の口座を作り家族として参加した方が成功確率が上がります。
未成年口座でもIPOに申し込みが可能ですので、さらに成功確率を上げることに繋がります。
また、子供が中学生、高校生となったときに資産運用などの金融知識を教育する場合にも、口座があった方が話が早いでしょう。
さらには貯金や銀行の預金よりもお金が増える可能性もあります。
未成年口座を開設可能な証券会社
子ども名義で口座を作成できる証券会社をご紹介していきます。
証券会社名 | ポイント |
SBI証券 | ・チャレンジポイント制度あり ・幹事数が多い上、主幹事も務めることが多い |
マネックス証券 | ・平等抽選 ・幹事数が多い |
岡三オンライン証券 | ・抽選資金不要でIPO参加可能 ・幹事数が多い |
松井証券 | ・抽選資金不要でIPO参加可能 |
楽天証券 | ・幹事数が多い |
他にはSBIネオトレード証券や、PayPay証券、GMOクリック証券、au株コム証券、CONNECTなども開設可能です。
ただし幹事数が今のところ少ないため、特に理由がなければ大手の証券会社のみで良いでしょう。
子ども名義で口座を作成する際の準備と注意点
実際に未成年口座を作る際に必要なものや注意点についてご紹介していきます。
必要書類と準備するもの
・本人確認書類
・子ども名義の銀行口座
・銀行印
・メールアドレス
未成年口座の同意書
同意書は、子どもが成人するまでの間、親権者が代理で取引を行うことなどについての同意です。
未成年口座開設の申し込み時にもらえますので、自分で作成する必要はありません。
子どものメールアドレス
未成年口座開設時にも子どものメールアドレスが必要です。
親権者が登録しているメールアドレスとは別のものを用意すれば大丈夫です。
子どもが自分で作成する必要もなく、未成年口座用のメールアドレスとして機能できれば問題ありません。
キャリアのメールアドレスでなくても、フリーメールアドレスも使用可能です(Gmailなど)
親権者は未成年が開設する証券会社の口座を作っておく必要がある
未成年口座は親権者がその会社の口座を開設していないと、開設できません。
事前、もしくは同時に申し込みを行いましょう。
岡三オンライン証券に関しては、未成年口座のみでも開設が可能です。
未成年でも銀行口座が必要
未成年口座に入出金するための銀行口座が必要になります。
子ども名義で銀行口座を作れても、証券会社への入出金ができない場合もあります。
銘柄を買うためのお金を入れられないと話になりませんので、証券会社の入出金対応の銀行に当たりをつけておきましょう。
・ゆうちょダイレクト (0歳〜)
・楽天銀行 (0歳〜)
・住信SBIネット銀行(15歳〜)
未成年口座を作ることのリスク
IPO投資だけ行うのであれば大きなリスクはないと言えるでしょう。
しかし管理すべき口座が増えるため、申し込みや結果確認の手間、資金の移動などをしっかり把握する必要があります。
また、夫婦のどちらかが投資について知識がない場合は、「危険だ、ギャンブルだ」と反対される場合があります。
子どもがある程度大きい場合は、反抗期でサインしてもらえず揉めたりなど、問題が起きる場合もあるでしょう。
IPO投資はリスクが少ないことや、金融教育、資産運用などをしっかり家族に説明し、なるべく子どもが小さいうちに未成年口座を作った方が良いと言えるでしょう。
まとめ
今回は未成年口座を作成できる証券会社や、作成の準備、注意点について解説しました。
子ども名義でもIPOに申し込みができれば、家族としての投資成功確率が上がります。
口座の作成には時間がかかりますので、早めに申し込んでおきましょう。
・未成年口座を作成する上での同意書
・本人確認書類
・未成年者との続柄確認書類