【IPOに当選!】当選後にやることや注意点を解説

IPO 当選後 やること

IPOは各証券会社にて申し込み、抽選で当選した場合購入できます。

IPOの抽選に当選したものの、やることがわかっておらず購入ができなかったり、初値で売れなかったりと、失敗をしてしまう場合もあります。

・当選後何をすれば良いのか
・資金はどうすれば良いのか
・どうやって売ればいいのか

当選した場合に備えて、前もってやることを把握しておくことが重要です。

当記事ではIPOに当選後何をしたら良いのか、やることや注意点をご紹介していきます。

IPO投資で成功したいという方はぜひご覧ください。

IPO当選後の流れとやることを解説

IPO 当選後 やること

IPOに当選した場合以下の手順で進めていきます。

①購入手続きをする
②入金を行う(事前入金不要の証券会社で申し込んだ場合)
③購入したIPO銘柄を初値で売却する

それぞれ見ていきましょう。

IPO当選後①購入手続きを行う

IPOは当選して終わりではありません。

抽選結果を確認し当選していた場合、購入するための権利を獲得したということになります。

IPOの購入申し込み期限は証券会社にもよりますが、5営業日前後になっています。

当選後、購入する場合は期限までに必ず手続きをしましょう。

IPO当選後②入金を行う(事前入金不要の証券会社で申し込んだ場合)

証券会社の中にはIPOを申し込む段階で「前受金」という事前入金が必要になるケースがあります。

一方で、事前入金は不要で当選した場合に入金する証券会社もあります。

口座残金がない場合は申し込みはできても、購入はできません。

当選して購入する場合はすぐに資金を用意し、必ず入金を行いましょう。

IPO当選後③購入したIPO銘柄を初値で売却する

IPO株に当選し、購入までできたら上場日に売却しましょう。

上場日に初値で売るのがIPO投資で有名な投資方法とされています。

IPOは公募価格よりも高く初値がつくことが多くなっていますが、初値を高くつけてから下落してしまうこともあるため、多くの投資家は初値で売り抜けて確実に利益を確定します。

 

初値で売るには、上場日の朝9時前までに事前に注文を出しておきましょう。

その際に初値がいくらになるかはわからないため、確実に売るために指値ではなく成行注文で発注すると良いでしょう。

 

中には人気が高く、上場日に値段がつかない銘柄もあります。

その場合は翌日以降に値がつくことになりますが、翌日以降も朝に発注がされているかをしっかり確認しておきましょう。

IPO当選後にやることとその注意点について

IPO 当選後 やること

IPOに当選した場合でも、注意しなければならない点があります。

①購入手続きの期限に注意しよう
②初値が公募割れしない銘柄を選ぼう
③確実に初値で売ろう

それぞれ見ていきましょう

IPO当選後の注意点①購入手続きの期限に注意しよう

IPOに当選したものの、購入することを忘れてしまう場合もあります。

もし当選した銘柄の評価が高い場合、初値も高騰することが予想されるため、非常にもったいない結果となる可能性もあるのです。

 

購入期間は意外と短く忘れやすい上、口座に残金がない場合入金の手間も発生します。

忘れないように日々チェックしましょう。

忘れる場合の例

・金曜日に抽選結果が発表され、見事当選する
・確認後にすぐには購入手続きを進められないため一旦放置
・土日を挟んで月曜日から購入可能期間が開始
・金曜日にすぐに購入できなかったため、土日で忘れてしまう

 

また、当選したものの辞退する場合、ペナルティが課せられる会社もあります。

ペナルティありの会社
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・SMBC日興証券
・東洋証券
・岡三証券

上記4社がペナルティありの会社です。

購入を忘れていて自動的に辞退になる場合は、購入もできない上にペナルティも課せられるため注意しましょう。

IPO当選後の注意点②初値が公募割れしない銘柄を選ぼう

IPO投資は初値で売るのが基本です。

初値が公募価格を下回りそうなら無理に買う必要はなく、辞退した方が良いでしょう。

初値は上場するまでわかりませんが、業績や事業内容、仮条件と公募価格などから人気度を把握すれば公募割れしそうかどうかは予測ができます。

 

当選後に事前に下調べして、高騰しそうな銘柄だけ申し込む手もあります。

しかし全ての銘柄を調べるのは、落選した場合に時間が無駄になる可能性もあるため、まずは申し込んでしまって当選した分だけ調べた方が効率は良いでしょう。

IPO当選後の注意点③確実に初値で売ろう

IPO投資で失敗しないためには公募価格で買い、初値で売るのが確実に利益を出せる有名な投資方法とされています。

 

失敗するケースは初値で売れなかった場合です。

注文自体を忘れてしまったり、指値注文で発注し株価が指値まで到達しなかった場合などがあります。

初値はいくらになるのかわからないため、指値ではなく成行注文で売りに出すことが重要です

指値注文で失敗する例
・公募価格1000円の銘柄を購入し、上場日に売る予定
・公募価格の1.5倍である1500円までは到達すると予想
・日中仕事のため1500円に指値注文を行い放置
・1300円で初値がついてしまい、売りが多く引けには1000円になってしまう
・仕事が終わって注文結果を見てみると売れていない上、株価がほぼ公募価格
・翌日ギャップダウンで公募割れ、泣く泣く損切り

マーケットがスタートする午前9時までに、必ず成行売り注文を入れておくようにしましょう。

まとめ

今回はIPO株に当選後、やることや注意点についてご紹介しました。

当選した際に慌てることがないように、事前に把握しておくことが大切です。

ただ、当選しないことにも始まらないので、まずは申し込んでやるべきことを整理していきましょう。

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