IPOはなぜ当たらない?当選確率から見た当たる方法を考察

IPOを応募しているけどなかなか当たらないと悩んでいませんか?
応募していても当たらないのは理由があります。

結論からいうと実は全ての証券会社で平等に抽選が行われているわけではないというのが原因でさらに門を狭めてしまっているのです。

平等でない場合はこのようなもので選別がされています。

  • 取引実績
  • 預かり資産の規模

このようなもので当選が決定されている証券会社もあったりするのも事実です。
では一般の人達にはIPOで株を取得することは不可能なのでしょうか?
そんなことはありません。

その方法について解説と考察を行っていきます。

IPOはなぜ当たらないのか

IPOは当選することはかなり稀です。
必ず当選させる方法は現状はないので以下のことを理解して応募するようにしましょう。
このポイントを押さえておくだけでも当選に一歩近づくことができます。
なぜ当たらないかをポイント毎に解説していきます。

そもそもが当選確率が1〜2%という狭き門

IPOは応募数がかなり多いのに対して申請数は少ないことから1〜2%しか当選しないという狭き門になっています。

新規上場銘柄は上場されると一気に株価が上昇するためその恩恵にあやかりたい人がこぞって応募いる状況です。

そのためかなりの人気となるため応募が殺到してしまうためまず当たること自体が稀なので諦めずに工数を重ねることが必要になります。

抽選は完全に平等で行われていない場合がある

冒頭でも少し説明しましたが完全平等で抽選が行われていない証券会社というのも実際に存在します。

完全に平等でない場合基準に合ってない時は必ず落ちてしまうので証券会社を選ぶ際は完全平等制のところを選ぶようにしましょう。

口座開設数が多い証券会社ではIPOの応募が多いためさらに狭くなる

口座開設数が多い証券会社で応募をするとかなりの応募が来てしまっているので落ちる可能性が高くなってしまうことが多いです。

特に窓口の証券会社で行うと平等ではないのに加えてかなりの倍率になってしまいます。

できるだけ開設数が多くないところを選ぶことも対策の一つです。

IPOを当選させる秘訣を解説

IPOラッシュ

IPOには絶対に当選させる方法は現状はありません。
しかし当選させる可能性を上げることは可能です。
その方法を解説していきます。
まずはポイントを押さえて応募を諦めずにしていきましょう。

ネット証券を利用する

ネット証券のほとんどは完全平等制で抽選を行っています。
IPOを応募する上では口座の数を持つことは必須です。

その点ネット証券はすぐに口座の開設ができることやWEB上にある証券会社の中でならいくらでも開設できるのでかなり手軽というのもメリットといえます。

窓口の場合は時間がかかってしまうので無駄になってしまうデメリットと他の投資信託などを勧められたりもするのであまりおすすめはできません。

まずはネット証券で口座を開設して絶対数を増やしましょう。

口座は1口座に絞らずにたくさん開設する

口座は複数作った方がIPOに当たりやすくなります。
単純に絶対数を増やして応募件数を多くするということです。

子供の頃にゲームを懸賞で当てて使ったりしませんでしたか?
その時はがきを何枚も書いて送りましたよね?
その要領で応募するのがIPOです。

懸賞で1名様にしか当たらないゲームがIPOであると考えてください。
1〜2%の当選率なら応募総数を増やす。
それでしか当選確率を増やすことはできません。

平等抽選を行っている証券会社を混ぜて口座開設をする

条件がある証券口座と完全平等を混ぜて口座開設することも一つの手です。
絶対数が増えることや条件で有利になる可能性がある部分がないとは言えないので一応作っておくことは忘れないようにしておきましょう。

特に取引実績で大きなお金を動かしているという人はそれだけでも有利材料になります。

もし条件に当てはまっている項目があるなら迷わず応募してみてください。

ハズレても諦めず応募し続ける

そもそもが当たらないのがIPOです。
諦めないで応募し続けてみてください。
完全平等であれば全員に機会があるので応募し続けていればいつかは当たるかもしれません。

まずは心が折れて応募をやめてしまうということを避けましょう。

おすすめのIPO抽選を行っている証券会社を5つ紹介

IPOの抽選を行っている私おすすめの証券会社を紹介します。
この5つの証券会社は完全平等制でIPOの抽選を行っているネット証券です。
ネット証券は1つに絞ることはせずに複数口座開設をすることが大切なのでできるだけ応募工数を増やして対応していきましょう。

SBI証券

ネット証券で口座開設数がナンバーワンの会社です。
ここでもIPOの募集は行っています。
口座開設数は多いので倍率はかなり高いというデメリットはありますが完全平等なので全員に機会はあるので口座開設にはおすすめの証券口座です。

IPOの95%はこの会社に回ってきます。
件数としては2019年データで90件です。
ほとんどのIPOはここにあるといってもいいレベルなので口座開設は必ずしておきましょう。

auカブコム証券

auカブコム証券はまだ口座開設数が上位に来ていないネット証券です。
三菱UFJフィナンシャルグループと運営している証券会社なのでかなり信用力は高いので安心して応募することができます。

IPOの募集件数は2019年で24件で引受幹事がほぼほぼという感じです。

この会社も完全平等で抽選を行っているのでもし当たらなくて絶対数が欲しい人はここの口座を開設してみてはどうでしょう。

マネックス証券

マネックス証券といえば米国株に強い会社として有名です。
実はここもIPOを募集しているネット証券で完全平等で抽選を行っています。

マネックス証券も大手3社の中の1つなので応募の倍率は高めだと思っていいです。
この証券口座の開設は絶対数を増やす目的で使用することをおすすめします。

IPOの募集件数は2019年データで45件です。
応募できる母数が多いので1つのIPO申請株についての倍率分散もきっちり効いてきます。

楽天証券

楽天証券といえば大手3社の中でも楽天ポイントで株を購入できたり、投資信託を購入できたりすることで楽天経済圏の人が利用している証券口座です。

大手3社の中でも2番目に口座開設数が多いので倍率は高いと思ってください。
ここの証券会社も抽選は完全に平等で行われています。

IPOの募集件数も26件と多いです。

応募の絶対数を増やしたい人は口座開設をおすすめします。

SMBC日興証券

主に窓口で購入が行われている証券口座ですがネットでも募集が行われています。
2020年で主幹事になった回数が15回という実績があり、さらに資金の使い回しができないので当選しやすい証券会社です。

募集件数も52件と多いのでおすすめします。

まとめ

IPO株 リスク

IPOで一番重要になってくることは

  1. 主幹事になっている証券会社の口座を作る
  2. 口座開設数が多いとIPOの応募件数が多いため倍率が高くなる
  3. 複数の証券口座を開く
  4. 完全平等抽選の証券会社を混ぜる

ということです。

基本は完全平等な抽選を行っていれば1〜2%くらいの確率で当選という感じなのでまず当たることは稀なので諦めないで応募し続けましょう。

そうすることによっていつかは当選することができます。

IPOは数をうつことが大事です。

 

 

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