皆さんは「投資」と聞くとリスクの高いイメージを抱かれるかもしれません。
会社員で数年間は安定した収入が得られそうなとき、大儲けしたいわけではないけれど、少しでも資産運用できればと考えている方もいると思います。この記事では、IPO資金について詳しくご紹介します。
目次
なぜIPOなのか
数ある投資の中で、なぜIPO投資をお勧めするのかは、短期間で良い結果が得られることもあるからです。IPOとは「Initial Public Offering」で日本では「新規上場株式」という意味です。
ベンチャーなどの新興企業ばかりではなく、ずっと株式非公開だった企業が株式を初めて公開する際にも使われる言葉です。
株式が公開される前に企業から依頼された複数の証券会社が投資家を募集し、抽選に受かってその企業の投資家になります。
株式が上場されて自分の投資時よりも株価が上がった時に株を売却することで儲けられるという考え方です。
時々、ニュースなどで非公開株による詐欺事件などが取り上げられますが、このIPO投資の場合は証券会社に依頼するのでそのような事件に巻き込まれることはなくて安心です。
IPO抽選申込と必要資金
株式を東京証券取引所などで公開する前に、企業が証券会社に依頼して投資家を集めます。企業が上場する前に、株をいくらで売り出すかを証券会社と決めます。その後に、投資家の募集を始めます。
その投資家に選ばれるように証券会社に抽選を申し込む手続きから、投資家にとってのIPO投資の準備が始まります。
投資家の方は、IPO投資を初めると決めたら、どのくらいまで自分が資金を出せるのか、業種や企業なら出せるのかを予定を立てていれば冷静な判断で投資ができるのではないのでしょうか。
決して「必ず儲けることができる」ものではありません。損することもあることは肝に銘じておきましょう。どれくらい損してもIPO投資を続けるのかを決めておくことも大事です。
仕組みと当選するコツ
IPO株は証券会社の抽選に当たらないと購入できません。当選する確率を高めるには、複数の証券会社の抽選に応募することで当選する確率も上がります。
一般の投資家も応募できる権利があります。IPO申し込みに必要な資金は約5万円から30万円の場合が多いです。株式公開前のいつまでにIPOに申し込むかも証券会社により異なります。
株式投資を初めて開始してIPO投資する投資家の方は、一度のIPO投資で大きく儲けるというよりも、この仕組みを理解し当選し資産を増やしていくには、何度かIPOに申し込み当選するということを繰り返すことになります。
IPO投資で必要な資金は総合的に判断し100万円程になることもあります。会社員であれば、本業をこなしながらIPO投資にどれくらい時間を割り当てられるかの予定を立てることが重要です。
証券会社比較
IPO投資に興味があり、複数の証券会社を選びたいときに困るのが、証券会社についての情報収集です。
IPO投資でお勧めな証券会社はSBI証券です。SBI証券はIPO投資の主幹事になることが比較的多く、主幹事の証券会社のIPO抽選は当選しやすいからです。
その次にお勧めなのが楽天証券です。すでに楽天カードなどでポイントを優先して楽天ポイントでなるべく多くためている方は、便利だからです。
複数の証券会社を選ぶなら
上記以外でIPO投資で人気のある証券会社はこちらです。
- 野村證券
- 大和証券
- SMBC日興証券
- マネックス証券
- 岡三オンライン証券
- auカブコム証券
取扱銘柄数が多い証券会社も抑えておくことが大切です。
成長する新興企業の見抜き方
IPO投資で新興企業に投資するとしても、株式が上場されて必ずしも資産を増やすことができるとは限りません。成長する新興企業をどうやって見抜けばよいのでしょうか。
第一に会社の登記を調べましょう。監査などが創業者の妻だった場合は、これ以上会社を大きくする気がない場合もあります。
新興企業が一部上場企業から派生したグループ会社の場合、残業代の未払いなど親会社の悪い習慣を引き継いでいる場合があります。その親会社から転籍した正社員が多くいたとしても、長くは働く可能性は低いです。
取引している会社が手堅い「任天堂」などの場合、色々なネガティブな情報のある新興企業でも投資家としてもリターンが望めることがあります。
まとめ
この記事では主にIPO投資に必要な最低資金は5万円から30万円とご紹介しました。身近な投資方法の1つとして考えていただくようになったかもしれません。
IPO投資だけではなく、多くの投資で注意が必要なことがあります。投資を再開したくても、IDやパスワードの再発行に苦労することがあるので管理に気を付けましょう。
投資は自己責任ですので、予定を立てて冷静に判断することが大切です。
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