「IPOがなかなか当たらない」
「どこの証券会社で申し込むと当選しやすいのかな」
IPO投資をしている人は、必ずと言っていいほど、このような悩みを抱えているのではないでしょうか。IPOは初心者でも難しくないですし、かなりの確率で儲かるということもあり、とても人気を集めている投資手法です。人気すぎるが故に、なかなか当たりません。
ですが、少しでも当選の確率を上げる方法はあります。方法としてはいくつかありますが、どこの証券会社で申し込むか、というのが重要なポイントになります。ネット上で調べていても、色々な証券会社がおすすめされていて、正直何が正解なのか判断するのは難しいです。
そこで、本記事ではIPO当選確率を上げる証券会社の選び方について解説します。多くの投資家が、意外と知らない穴場の証券会社を紹介するので、これからのIPO投資に活かしてください。当選の確率が大きく上がるはずです。
目次
IPOで穴場の証券会社はこれだ!
IPOはそもそも当たらないのが当たり前
まずはIPO投資の大前提のお話からしていきます。そもそも、IPOは当選しないのが当たり前です。投資の世界の宝くじのようなものですから、当たったらめちゃくちゃラッキー。何十回も抽選に参加してやっと当たるかどうか、みたいな感じです。
なので、IPOに過度な期待をするのはやめましょう。ここでは、IPOの当選確率を上げる方法を紹介しますが、あくまで可能性を上げるだけ。確実に当たるわけではありません。IPOに当選する上で最も大切なことは、数回落選しただけで諦めないことです。
「IPOは落選して当たり前」。こういうマインドでIPO投資に臨みましょう。
IPOで穴場の証券会社①引受幹事証券
ではここからは、IPOで穴場の証券会社についてです。まず最初は、引受幹事証券です。聞いたことがない人も多いと思うので、言葉の説明からしていきます。
IPOというのは、新規上場、つまり企業が株式を取引所に上場させることですね。そして、企業が新規上場をするときに、いくつかの証券会社にお手伝いしてもらわなければなりません。具体的には、株式を投資家に売り捌いてもらいます。それで、企業は投資家から集めたお金を使って事業を行っていくという流れ。この時に、お手伝いをする証券会社を「幹事」と呼び、その中でもメインになる証券会社を主幹事証券と呼びます。そして、主幹事証券以外の証券会社を引受幹事証券と呼ぶのです。
引受幹事証券が何かわかったところで本題。どうして引受幹事証券が穴場なのか、というところです。基本的には、主幹事証券がメインサポーターですから、主幹事証券が最もIPO株を保有しています。つまり、最もお客さんに配りやすいということ。なので、「主幹事証券だけに投資をする」という人も結構多いんです。「引受幹事証券は株数が少ないし倍率が高い」と最初から諦めるんですね。
何が言いたいかというと、引受幹事証券は株数が少ない代わりに申し込む人も少ない。なので、予想以上に倍率は低くなる場合があります。こうなったらチャンス。意外とすんなり当選するかもしれません。
というわけで、穴場の証券会社1つ目は、引受幹事証券。
IPOで穴場の証券会社②対面証券(ネット申込)
IPOで穴場の証券会社2つめは、対面証券のネット申込。対面証券というのは、野村證券とか大和証券のような担当者がつく証券会社のことです。
対面証券でIPOをもらうには2通りやり方がありまして、1つは担当者から配分を受ける方法。もう1つは抽選。前者は大口の顧客ではないと難しいので、現実的には抽選になります。対面証券は、保有するIPO株のうち10%くらいしか抽選で配分しません。そのため、諦めてネット証券だけに申し込むという人もたくさんいます。
ですから、ここが狙い目。確かにたった10%という少ない株数ですが、競争率は意外と低い場合もあります。そもそも対面証券に抽選制度があることを知らない人もいるので、穴場ですよ。
IPOで穴場の証券会社③取扱銘柄の多いネット証券
IPOで穴場の証券会社3つめは、取扱銘柄の多いネット証券。勘違いしている人もいますが、全てのIPO銘柄がどこの証券会社でも申し込みできるわけではありません。取扱が多い証券会社もあれば少ない証券会社もあります。
穴場になるのは、取扱銘柄が多い証券会社。なぜなら、たくさん申し込むことができるから。申込回数を増やすことができれば、それだけ当選の確率が上がります。証券会社ごとに保有する株数は違うので一概には言えませんが、口数が多い方が当選確率は上がりますよね。
具体的に取扱銘柄が多い証券会社としては、マネックス証券・楽天証券・岩井コスモ証券が挙げられます。
IPOで穴場の証券会社④外れるほど当たりやすいSBI証券
IPOで穴場の証券会社、最後はSBI証券です。SBI証券はかなり有名なので〝穴場〟と呼べるか微妙なところですが、ぜひ知っておいて欲しいので紹介します。
SBI証券にはIPOチャレンジポイント(詳しくはこちら)という制度があります。詳しくわHPを見ていただきたいのですが、簡単にいうと抽選に外れれば外れるほど、次の抽選で当選しやすくなるという制度です。これは画期的なシステムだと思います。
諦めずに何度も挑戦していると、それだけ当選の確率が上がるということです。これなら飽きっぽい人でも諦めずに続けられそうですね。
以上、IPOで穴場の証券会社を紹介しました。
ここで紹介した穴場の証券会社は、全て申し込むべき。確かに、「主幹事証券が最も当選確率が高い」という意見もあり、これは事実です。しかし、当選の確率をあげたいのなら、できるだけ多くの証券会社から申し込むことが重要です。今回紹介したのは最低限だと思ってください。
諦めずに挑戦して、IPOで儲けましょう。
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