「何度応募してもIPOになかなか当選しない」
こんな悩みをお持ちの方は、SBI証券で用意されているIPOチャレンジポイントを使ってみてはいかがでしょうか。
IPOチャレンジポイントはコツコツ貯めていけば、誰にでも当選のチャンスが発生します。
当記事ではIPOチャレンジポイントの仕組みや活用方法について解説します。
当選確率を上げる方法にも繋がる内容であるため、IPO投資を行う人はぜひご覧ください。
目次
IPOチャレンジポイントについて
IPOチャレンジポイントはSBI証券で用意されている仕組みで、ブックビルディング抽選に外れた場合に加算されていくポイントプログラムサービスです。
抽選に落選すると1ポイント貯まり、次回の抽選時に貯めたポイントを使用すると当選しやすくなります。
SBI証券では抽選の中に「チャレンジポイント枠」があり、この枠では使用したポイントが多い順に当選します。
つまり、ポイントをたくさん貯めて応募すれば誰でもいつかは当選するということになります。
IPOチャレンジポイントの効率の良い貯め方
チャレンジポイントはIPOに申し込んで落選するたびに貯まっていきます。
ここではポイントの効率の良い貯め方を解説していきます。
全てのIPOに申し込む
基本的には全ての銘柄に申し込みましょう。
当たったら当たったでラッキーと言える上、外れたらポイントが貯まるので特に大きなデメリットはありません。
ただし、中には公募割れしそうな銘柄もあり、本来そのような銘柄は見送った方が良いですがポイントのためにも申し込んだ方が良いでしょう。
公募割れしそうな銘柄に申し込む場合は、当選確率が低くなるように100株のみ申し込むのがおすすめです。
それでも万が一当選してしまった場合は当選を辞退しましょう。
SBI証券の場合は当選を辞退することが可能で、辞退によるペナルティもありません。
IPOチャレンジポイントは年間で何ポイント貯められるのか
チャレンジポイントは、申し込んで抽選に外れれば1ポイント貯まる仕組みです。
SBI証券が幹事を行なった銘柄数分だけ年間で貯まっていきます。
過去3年間の幹事数は以下の通りです。
つまり、全てに申し込んで落選した場合、年間で80ポイント程度貯めることが可能です。
IPOチャレンジポイントを使って当選を狙う
チャレンジポイントが貯まったら実際に使って当選を狙っていきましょう。
ここではチャレンジポイントを使って当選を狙う際のポイントや注意点を解説していきます。
IPOチャレンジポイントは何ポイントあれば当選可能か
チャレンジポイントの当選ラインはSBI証券では公開されていないため、明確に何ポイント使ったら当選するかは分かりません。
時期や銘柄にも左右されると言えるでしょう。
SNS等の口コミで得た情報から推測する他ありません。
・それなりの銘柄で250ポイント以上
・人気とは言えない銘柄で200ポイント以上
しかし、500ポイント使っても落選したという報告も稀にあるため、やはり一概に何ポイント使えば確実に当たるとは言えません。
積極的にポイントを使っていきたい銘柄とは
チャレンジポイントは落選という名の努力を積み上げた賜物です。
ポイントを500ポイント程度貯めて高額当選を狙うのも良いでしょう。
手堅く200ポイント程度でそこそこの銘柄に使用し、コツコツ当選を狙う方法もあります。
以下のような銘柄は初値が高騰しやすく高額利益が狙える可能性が高いです。
・AIや半導体などの人気業種で将来性も高い銘柄
※ただし、企業の業績や上場日のマーケットの状況によっては必ずしも初値高騰とはならない場合もあるので、ポイントはあくまでも自己責任で使用しましょう。
チャレンジポイントの無駄遣いはやめよう
チャレンジポイントを使用して落選した場合は、ポイントが返ってきてさらに1ポイント加算されます。
しかし当選した場合は、ポイントは失効してしまいます。
当選した段階で失効するため、購入を辞退してもポイントが返ってくることはありません。
ポイントを使う際はしっかりと銘柄を調べた上で使用するようにしましょう。
また、少ないポイント(100ポイント以下)で応募する人もいますが、当選ライン未満の場合、ポイント枠で当選することはありません。
→ポイントは返ってくる
・100ポイントを使って当選
→150ポイント以下で当選しているため、ポイント枠で当たったわけではなく、抽選枠で当たっただけ。この場合もポイントは返ってこないため無駄になってしまう。
少ないポイントで当たった場合は、運良く通常の抽選枠で当たっただけで、ポイントが無駄になるので少額でのポイント使用は絶対にやめましょう。
まとめ
今回はSBI証券のIPOチャレンジポイントについてご紹介しました。
ポイントはコツコツ貯めて上手く使えばいつかは誰でも当たります。
そのチャンスに備えて、無駄遣いのないようにしていきましょう。
チャレンジポイントはSBI証券のみで使用できる仕組みです。
SBI証券口座を開設していない方は早めに開設しましょう。
・2019年 82社
・2018年 86社