【株初心者向け】IPOの選び方を伝授します【銘柄は?証券会社は?】

IPO 株初心者 選び方

2020年にコロナショックが起こりました。経済が大きくダメージを受ける一方で、大規模な金融政策により株式市場は稀に見る活況。多くの投資家が莫大な利益を出し、それを見て今まで投資に興味のなかった若者も、投資を始めることが多くなってきました。

本記事を読んでいる人も、最近投資を始めた、もしくは始めようと思っているのではないでしょうか。そんな状況の中、IPOが投資初心者の中でとても人気になっています。確かにIPOは初心者でも手を出しやすい投資方法の1つですが、それでも全くの素人が始めるとなると、わからないこともたくさん出てくると思います。

そこで本記事では、株初心者に向けてIPOの選び方を伝授します。1章では銘柄の選び方。2章では証券会社の選び方を解説します。このあたりの内容を理解しておけば、IPOに問題なく挑戦できるようになります。ぜひ、株初心者を脱しましょう。

【株初心者向け】IPOの選び方~銘柄編~

IPO 株初心者 選び方

そもそもIPOを理解していますか?

IPOの選び方に入る前に、まずはIPOの仕組みについて少しお話ししていきます。というのも、「IPOがどんなものか分からないけど、とりあえず儲かるって聞くし投資してみるか」というスタンスの人がとても多いからです。投資するのであれば、最低限の知識は持っておくべき。

IPOというのは「Initial Public Offering」の略。企業が株式を取引所に上場させることです。投資家は上場直前の株を買うことができ、これをIPO株といいます。基本的には、誰がIPO株を買えるかというのは抽選で決まります。この抽選がなかなか当たらないんですね。当たったら超ラッキー。

それで、IPOは新しく上場する株なのでとても注目を集めます。上場前に買えなかった投資家が、上場する瞬間に買いの注文を大量に出すこともあります。その結果、需要がとても大きくなり、株価が大きく値上がりする場合があります。抽選に当たってIPOを買うことができた人は、この値上がりを狙うわけです。

これがIPOの基本的な仕組み。もちろん、IPOが必ず儲かるというわけではなく、銘柄によりけりです。上場直後に値下がりすることもありますね。ただ、値上がりする場合がとても多いので、多くの投資家が当選を望んでいます。

【株初心者向け】IPO銘柄の選び方①事前評価をcheck

では、ここからIPO銘柄の選び方についてお話ししていきます。とは言っても、やることはとてもシンプル。①事前評価と②公募価格をcheckするだけです。

まずは事前評価のcheckのお話からしていきます。IPOが発表されると、色々なサイトで事前の評価が出てきます。簡単に言えば、今回のIPOが上がるのか下がるのか、上がるとしたらどのくらいまで上がるのか。こんなことを予想するサイトがいくつかあるんですね。

予想の方法としては、企業の規模や事業内容、業績、IPOの株数、投資家の予想などを総合的に考えて判断します。評価の方法はサイトによっても異なるので、見るサイトによって投資をすべきかそうでないか、という判断も変わってくる可能性があります。

なので、100%予想が当たるということはありません。評価が高くても値上がりしないこともありますし、逆ももちろんあります。ですが、ある程度は参考になるはずです。

【株初心者向け】IPO銘柄の選び方②公募価格をcheck

事前評価をcheckしたら、次は公募価格です。公募価格というのは、IPOの時に当選した投資家が、株を購入する値段のこと。例えば、公募価格が1500円で100株当選したら、1500×100=150,000円あればOKということです。

なぜ公募価格をチェックするのかというと、あまりにも公募価格が高いと予算オーバーになるかもしれないからです。お金持ちなら全く問題ないんですが、手持ち資金が少ない人はちょっと注意が必要。

IPOの公募価格は、平均すると2000円前後。3000円以上になる場合あります。もし公募価格が3000円なら、購入は100株以上になるので、最低でも30万円が必要。ポンっと30万出せるならいいですが、そんなに小さい金額ではないですよね。手元に十分な資金がなくて、購入できないなんてことになる可能性もあります。そうならないように、IPOを選ぶときには、公募価格をcheckして、予算と相談してみてください。

【株初心者向け】IPOの選び方~証券会社編~

IPO 株初心者 選び方

基本的に証券会社を選ぶ必要はない【銘柄優先です】

1章では、IPO銘柄の選び方を紹介しました。ここでは、証券会社についてお話ししていきます。IPO投資をしていると、「どこの証券会社で申し込むのがいいんだろう」という疑問にぶつかります。

先に結論を言っておくと、証券会社を選ぶ必要はありません。欲しいIPO銘柄の扱いがある証券会社全てで申し込むのがベスト。確かに、主幹事証券といってIPOが当選しやすい証券会社もあります。しかし、手っ取り早くIPOの当選確率を上げるには、申込口数を増やすのが一番です。つまり、たくさんの証券会社から申し込みを行うということ。

ですから、わざわざ証券会社を選ぶ意味はなし。申し込める証券会社があるなら、その全てで申し込みをするようにしましょう。ちょっと手間ですが、IPO当選の近道です。

 

有名どころの証券会社は口座開設をしておくべき

基本的にIPOの申し込みは、口座を開設しておけば簡単にできます。なので、有名どころの証券会社はあらかじめ口座開設を済ませておくことをおすすめします。そうすれば、いざIPOを申し込むときに、時間も手間もかかりません。

有名どころをいくつか紹介しておきます。

・野村證券
・大和証券
・SMBC日興証券
・みずほ証券
・三菱UFJモルガンスタンレー証券
・岡三証券
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券

このあたりは、IPOの取扱も多いので、口座開設しておくと良いです。

以上、IPOの選び方を銘柄編・証券会社編に分けてお伝えしてきました。繰り返しになりますが、IPOで重要なことはできるだけたくさん申し込むこと。なかなか当たりませんが、諦めずに何度も挑戦してください。

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