【おすすめ証券会社は◯◯】IPO投資の当選確率を高める方法とは?

IPO 当選確率 証券会社

IPO投資は投資資金を減らすリスクが低く、人気の投資方法です。

投資方法も購入した株式を初値で売却するだけと非常にシンプルなやり方となっていますが、抽選に当選しない限り投資を進めることができないというデメリットがあります。

今回は、効率よく利益を獲得するためにIPO投資の「当選確率」について紹介していきます。

興味のある方は、ぜひ最後までお付き合いください。

IPO投資の当選確率

IPO投資の当選確率は新規上場企業の公開株式数と抽選に応募する投資家の人数に応じて変動するため、東証一部に上場するような巨大企業の当選確率は比較的高いです。

また、証券会社によって割り当てられる株式数が異なることから、同一銘柄でも申し込む証券会社に応じて当選確率が変わる場合もあります。

これらをトータルして、IPO投資の当選確率は一般的に10%未満であると言われています。

直近数年間のIPO銘柄数は年間で80~90社ほどなので、場合によっては1年間で上場するすべての銘柄に応募しても当選しない可能性もあるかもしれません。

IPO投資の当選率を上げる証券会社選びのポイント

IPO 当選確率 証券会社

IPO投資は当選確率が極めて低い投資方法ですが、実は、応募する証券会社を選ぶことで当選確率を高めることが可能です。

ここでは、証券会社の探し方のポイントについてひとつずつ紹介していきます。

公開株式数の割当が多い証券会社

新規上場企業がIPOをおこなう際、公開株式を各証券会社に割り当てます。

実は、公開株式の割り当て数は証券会社によって異なっており、割り当てられた公開株式数が多い証券会社から申し込むことでIPO投資の当選率を高めることができます。

割り当て数の多い証券会社は、IPOをおこなう企業の「主幹事証券会社」です。

主幹事証券会社は、新規上場企業の上場までのさまざまな手続きを継続的にサポートし、その見返りとして多くの公開株式を割り当てられます。

日本取引所グループが発表している主幹事候補証券会社の一覧は以下のとおりです。

主幹事候補証券会社の一覧
  • 藍澤證券株式会社
  • いちよし証券株式会社
  • エイチ・エス証券株式会社
  • SMBC日興証券株式会社
  • 株式会社SBI証券
  • 岡三証券株式会社
  • ゴールドマン・サックス証券株式会社
  • JPモルガン証券株式会社
  • 大和証券株式会社
  • 東海東京証券株式会社
  • 東洋証券株式会社
  • 野村證券株式会社
  • マネックス証券株式会社
  • みずほ証券株式会社
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
  • メリルリンチ日本証券株式会社
  • UBS証券株式会社

主幹事証券会社として選ばれる確率が高いのは窓口での対面取引に対応している「総合証券会社」ですが、取り引き時の手数料が高額となるため当記事ではあまりおすすめしておりません。

可能な限り、窓口を持たない「ネット証券」が主幹事証券会社となっているIPO銘柄のブックビルディングに応募するようにしてください。

主幹事になりやすいおすすめのネット証券会社は、SBI証券です。

後述しますが、SBI証券は抽選資金の重複利用に対応していたり、抽選に外れた場合に次回の抽選に有利にはたらく「IPOチャレンジポイント」を獲得することができたりなど投資家にとってのメリットが非常に多いため、積極的に利用していきましょう。

SBI証券のIPOチャレンジポイントを活用

ネット証券大手のSBI証券は、IPO投資にの抽選参加時に「IPOチャレンジポイント」を使用して当選確率を高めることができる独自サービスを展開しています。

このポイントは、SBI証券から申し込んだ銘柄の抽選に外れた際に1ポイントずつ加算される仕組みになっており、次回以降の抽選時に利用することが可能です。

SBI証券には通常の当選枠と別に「IPOチャレンジポイント用の当選枠」というものが存在していて、IPOチャレンジポイントを使って申し込みをおこなった場合、保有しているポイントが多い順に当選者が決まる仕組みとなっています。

SIB証券でこのシステムを利用することで、1回1回の抽選を当選につなげることができるのです。

口座開設をすでに済ませている方は、基本的にSBI証券からブックビルディングに応募することをおすすめします。

なお、チャレンジポイントでの抽選に外れた場合、抽選に使用したポイントは返還されるので、獲得したポイントは積極的に利用していきましょう。

【おまけ】資金効率の良い証券会社

IPO投資にチャレンジする際に当選確率と同じだけ意識したいポイントとして、「資金効率」があります。

資金効率とは、投資資金の中で実際に動かしている金額の割合をあらわしており、抽選時に買付余力を「拘束」されてしまうIPO投資は、一般的に資金効率の悪い投資方法として知られています。

限られた資金をやりくりし上手に資産運用をおこないたい方は、抽選資金の重複利用に対応している証券会社抽選資金の確認をしない証券会社からブックビルディングに参加しましょう。

抽選資金の重複利用に対応している証券会社

まとめ

IPO 当選確率 証券会社

今回は、IPO投資の「当選確率」について紹介しました。

今回のまとめ
  • IPO投資の当選確率は10%未満
  • 割り当てられる公開株式数は証券会社によって異なる
  • 主幹事証券会社は割り当てられる公開株式数が多い
  • SBI証券の「IPOチャレンジポイント」を使って当選確率を上げることができるためおすすめ

投資資金が限られている方は、当記事を参考に抽選に参加する証券会社を選んでみてください。

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