IPO(新規上場株式)を購入するためには抽選が必要になります。
抽選方法にはいろいろあり、平等に抽選を行われる枠と何かの条件で優遇される枠があり後者に応募してしまった場合その条件に当てはまっていないと当選しないということにもなり兼ねません。
事前にこういったことは調べてIPO(新規上場株式)を販売している証券会社を選ぶ必要があります。
このような情報を収集するのは結構な手間になるのでこの記事では証券会社の紹介と選ぶコツについてを解説しています。
まずは口座開設の時からミスをしないように注意して抽選に応募しましょう。
目次
IPO銘柄の購入におすすめなネット証券を選ぶポイント
IPO銘柄の購入をするネット証券の選び方にはコツがあります。
以下で説明する4つのポイントを抑えて証券会社を選定してみてください。
少なくとも平等に抽選されることを前提として説明しています。
まず証券会社を選ぶ時点で失敗することを避けましょう。
IPOの主幹事となっている実績
IPOの主幹事となっている実績を調べましょう。
主幹事というのは新規上場企業を支援する幹事証券会社の中でも中心的な役割を果たしている証券会社のことをいいます。
この件数が多い会社にはIPOの案件が回ってくることが多いです。
主幹事の実績は案件数に直結するので倍率などへも影響してきます。
IPOの件数
IPOの件数は重要な指標と考えてください。
まず件数が少ないとその銘柄に集中して応募がくるのでどうしても倍率が高くなってしまいます。
倍率を少なくしてIPO案件を当選させたいと考えているならできるだけ件数が多い証券会社への口座開設をおすすめします。
IPOの抽選方法
IPOの抽選方法にも色々とあります。
何かのサービスを使うことによる優遇枠や資金を動かす額が大きい人への優遇など様々です。
その中でも完全に平等で抽選を行っている証券会社もあります。
その場合は完全平等抽選枠がどの程度あるのか調べてみてください。
100%枠がある場合や70%程度の場合など様々です。
少なくても完全に平等な枠があるのなら口座開設を検討してみてください。
ネット証券の口座開設数
口座開設数も重要な指標の一つです。
数が多い場合1会社当たりの倍率は上がると考えてください。
ネット証券の場合どの証券会社も大体平等枠で抽選しています。
ほとんどの人にチャンスは回ってきますがそれでも倍率が高い場合はそのチャンスもかなり限定的なものです。
ネット証券を選ぶ際は大手3社はもちろんなこと口座開設数が少ない証券会社にも口座開設をしてみてください。
事前入金なしで抽選に参加可能な証券会社を比較
IPOでは事前に入金できることが条件になっていることが多いです。
とはいっても一般的な収入な人では事前に入金することは困難ですよね?
資金がなくてもIPOに応募できる証券会社をピックアップしてみました。
紹介する証券会社は全て事前入金が必要ありません。
応募は簡単にできます。
なのでできるだけ多く口座開設をしてみてください。
証券会社 | IPO実績 | 事前入金なし |
岡三オンライン証券 | 39件 | ○ |
松井証券 | 18件 | ○ |
SBIネオトレード証券 | 7件 | ○ |
野村証券 | 41件 | ○ |
DMM株 | 5件 | ○ |
事前入金が必要がない証券会社は一部を除いてIPOの件数が少ないのが難点です。
大手の会社も含まれていますがそのような会社以外は件数が少ないので口座開設数によっては倍率が高くなってしまうこともあることをご了承ください。
おすすめのネット証券を比較
完全平等抽選や一部違う抽選方法のおすすめのネット証券会社を紹介していきます。
完全平等ではなくても基本的には機会は与えられているので口座開設することは必須です。
応募件数が多いほど当選する可能性は高くなります。
事前入金が必要なところが多いので資金が必要な場合が多いですが一応複数のネット証券には口座開設をしておきましょう。
証券会社 | IPO実績 | 抽選方法 | ||
2018年 | 2019年 | 2020年 | ||
SBI証券 | 86件 | 84件 | 85件 | 完全平等抽選70% チャレンジポイント30% 店頭配分あり |
楽天証券 | 11件 | 26件 | 38件 | 完全平等抽選100% |
マネックス証券 | 50件 | 45件 | 50件 | 完全平等抽選100% |
松井証券 | 9件 | 21件 | 3件 | 完全平等抽選70% |
SMBC日興証券 | 66件 | 61件 | 52件 | 店頭90% ネット10% 完全平等抽選 |
PayPay証券 | なし | なし | 93件 | 1株IPO可能 完全平等抽選100% 1〜100株までの単元未満で応募が可能 |
auカブコム証券 | 23件 | 24件 | 19件 | 完全平等抽選100% |
SBIネオモバイル証券 | なし | 1件 | 11件 | FX口座開設優遇枠50% 完全平等抽選50% |
IPOを当選させるために複数口座開設は必須
IPO(新規上場銘柄)の抽選を当選させたい場合重要になってくることが複数の口座を開設することです。
複数口座を開設することによって応募できる数が増えるのでその分当選する可能性が上がります。
今回紹介した証券口座の開設をすればそこから応募すればかなりの絶対数が増えるので全てへの口座開設をおすすめしておきます。
IPO(新規上場銘柄)は当選確率は1〜2%という狭き門です。
それだけの人気なので1銘柄の倍率はすごいことになっています。
まずは諦めずに応募していきましょう。
まとめ
証券会社を選ぶ際のポイントについて解説をしてきました。
口座開設の時点で結構の場合で失敗要素があります。
その要素を回避しなければいつまで経っても当選することはありません。
このようなポイントを重視して証券会社を選んでみてください。
主幹事実績、IPOの件数、抽選方法、口座開設数の4つです。
この4つは倍率や応募しても平等に抽選されるのかというところで重要な項目になってきます。
ここの部分で失敗していると抽選の当選は遠のくので不安がある場合は複数の証券口座を開設しておきましょう。
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