【IPOが当たらない】引受幹事証券を使っていますか?【当選確率UP】

IPO 引受幹事証券

「IPOに申し込んでいるのに全然当たらない」
「当たったら儲かるって聞くし、なんとか当選したいんだけど」

こんなふうに考えている人が多いのではないでしょうか。2020年以降、コロナをきっかけに金融緩和が行われ、株価が大きく上昇しました。その結果、投資を始める人が急激に増加。今まで、投資をする人は50代以上が大半でしたが、20~40代の比較的若い人たちも投資に興味を持ち始めています。

そんな中、投資初心者の注目を集めているのがIPOですね。新規上場する企業の株式のことで、経験も必要なく、簡単に儲かるということもあって、とても人気です。この記事を読んでいる人の多くも、IPOの抽選に参加しているのだと思います。ただ、問題は当選する確率が著しく低いこと。基本的には当たりません。簡単に儲かるのですから、当選が難しいのは当たり前なのですが。

そこで本記事では、IPOの当選確率を少し上げる情報をお伝えします。キーワードは【引受幹事証券】。あらゆる情報を駆使して、IPO当選の確率をUPしましょう。

IPOで注目!引受幹事証券とは?

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IPOには主幹事証券と引受幹事証券がある

では、早速本題です。前述の通り、この記事のキーワードは【引受幹事証券】です。見出しの通り、IPOには主幹事証券と引受幹事証券があります。まずはこの言葉から説明していきます。

そもそもIPOというのは、企業が新しく取引所に上場することを指します。正式名称は「Initial Public Offering」といいます。それで、企業がIPOを行う時に、証券会社にサポートをしてもらう必要があります。証券会社の役割は、新しい投資家を見つけて、IPOの株を売り捌くこと。これだけではありませんが、一番重要なことですね。普通、IPOのサポートをする証券会社は1社だけではなく、複数が任命されます。その中で、メインサポーターを務めるのが主幹事証券。それ以外のサブサポーターを務めるのが引受幹事証券と呼ばれます。

というわけで、「IPOのメインサポーター=主幹事証券」「IPOのサブサポーター=引受幹事証券」と覚えておいてください。

「IPOは主幹事証券が当選しやすい」は本当

ネットでIPOについて調べていると、「IPOは主幹事証券が当選しやすいから、とりあえず主幹事証券だけで抽選申し込みをしておきましょう!」みたいなことが書いてあったりします。これを信じて、主幹事証券だけでIPO申し込みをしている人もいるかもしれません。

結論から言うと、この意見は正しいです。主幹事証券は最もIPO当選確率が高い場合がほとんどですね。なぜなら、IPO株をたくさん保有するからです。上で書いた通り、証券会社の役割はIPOの株を投資家に売り捌くこと。そして、主幹事証券はメインサポーターですから、最もたくさんのIPO株を売ることができます。結果的に、主幹事証券が当選確率が高くなるということです。これは顧客にとっては嬉しいことですよね。

実際、IPOに当選した人の話を聞いていても、「主幹事証券で当選した!」と言う人がすごく多い印象です。なので、もし証券会社をたった1つだけ選ぶのであれば、主幹事証券がベスト、と言うことになります。

なぜIPOで引受幹事証券に注目すべきなのか?

「IPOは主幹事証券が当選しやすいのに、なんで引受幹事証券にも注目するの?」という疑問が湧いてくると思いますが、答えは明白です。

引受幹事証券も、意外と当選する確率が高い場合があるから。確かに、IPOは主幹事証券の当選確率が最も高いです。ですが、引受幹事証券がめちゃくちゃ当選確率が低いのかというと、そうでもありません。

前述のように「主幹事証券だけ申し込め!」みたいな意見があるので、それに従って引受幹事証券では申し込みをしない投資家が割と多いんですね。引受幹事証券は保有するIPO株数は少ないですが、申し込みをする投資家の数も少ない。だから、意外と当選確率が高くなる場合があります。IPOの穴場ですね。

もちろん、何度も言うように主幹事証券がメインにはなりますが、引受幹事証券にも注目する価値はありそうですよ。

引受幹事証券も利用してIPOの当選確率をUP

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IPOで当選確率を上げる裏ワザなんてありません【申込口数を増やすだけ】

1章で書いたように、IPOで当選する確率を上げるために、引受幹事証券に注目することが重要です。そもそも、IPOに裏ワザなんてありません。正攻法でやる以外に、当選確率を上げる方法はないんですね。

だからこそ、やることは超シンプル。ただ、申込口数を増やすだけ。本当にこれだけです。単純な話ですが、たくさん申し込めばそれだけ当選確率が上がりますよね。そのためには、色々な証券会社で口座を開設することも必要です。口座開設の手続きは少し面倒くさいですが、無料なので我慢してやりましょう。

ネット上には「IPOに絶対当たる方法」とか「IPOの裏ワザ」みたいな情報もあって混乱するかもしれませんが、信じる必要はありません。たくさん口座を開設してたくさん申し込む。これがIPO当選の唯一の近道です。

主幹事証券も引受幹事証券も関係なく申し込みましょう

上述の通り、IPOはたくさん申し込むことが重要。確かに主幹事証券が最も当選する確率は高いですし、引受幹事証券がIPOの穴場になっていることも事実です。ですが、正直に言うと、これらの情報にそんなに意味はなし。主幹事証券だろうが、引受幹事証券だろうが、気にせずに申し込みをすべきです。なぜなら、それが最も当選確率を上げる行為だから。

 

というわけで、この記事では引受幹事証券をテーマにお話をしてきました。引受幹事証券は、意外とIPOの当選確率も高く、申し込みをしないのはとてももったいないことです。少し面倒ですが、全てに申し込んで、IPOで儲けましょう!

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