IPOとは？初心者向け解説

IPOとは？

IPO（Initial Public Offeringの略）とは、企業が上場し市場に株式を公開することで、日本語では「新規公開株」や「新規上場株式」と表します。

株式会社は上場・非上場にかかわらず株式を発行しています。
上場していない企業は「未公開企業」と呼ばれ、厳しい審査をクリアして上場し「公開企業(上場企業)」になるのです。

上場することによる企業のメリット

• 社会的な信用が高くなる
• 知名度が上がる
• 知名度・信用度の向上によって、優秀な人材を確保につながる
• 株を買われることで、事業資金を調達できる

上場することによる投資家のメリット

• IPOを取得し配当・株価の上昇による利益を得ることができる

IPO株って何？

IPOによって公開される株のことを「IPO株」と言います。

IPO株投資って何？

新規上場前にIPO株を購入し、上場日のはじめに付く株価（初値〔はつね〕）で株を売ることで利益を出すことです。
簡単に言えば「上場する前に株を手に入れて、上場日に売る」投資法です。

IPO株は誰でも買えるの？

新規上場するときに投資家に配られる“株を買う権利”を抽選で手に入れることにより、購入することができます。

IPO株の抽選は誰でもできるの？

IPO株の抽選に参加し購入するには、まずは証券会社の口座開設が必要になります。

何でIPO株を手に入れるには抽選があるの？

公開される株式数がIPOごとに決まっているので、抽選に参加する必要があります。IPOを取り扱っている証券会社ごとで抽選に参加ができます。つまり多くの証券会社の口座開設を行うことで当選確率を上げることができます。

IPO（新規上場銘柄）の抽選方法を比較｜ネット証券を選ぶポイントを解説

2021.08.03

IPO株が大きな利益と小さい損失リスクと言われている理由は？

IPO株はIPOディスカウントという調整が加わり、適正価格よりも低い価格に決まるからです。
上場日に株式が公開され、上場後 最初の価格である「初値」がつきます。
この初値は上場前の「公募価格」より上昇するケースが多いです。