【IPO始め方ガイド】IPO株の始め方を3つのステップで徹底解説

IPO 上場 違い

・「株は初心者には難しい」
・「高い確率で損をするものだ」
・「もしかしたら詐欺にあうかもしれない」
初心者の方は株にこのようなイメージを抱いていることが多いです。

結論から言うと、IPO投資は詐欺などではなく、しっかりと知識を付ければ損をする確率は低い投資と言えます。

そして、投資初心者の方でも参加しやすく、利益を出しやすい投資のため、近年人気が高まっています。
もちろん損失が出ることもありますが、中には上場後、2~3倍になる株も存在します。

今回は、初心者の方がスムーズに始められるように、IPO株の始め方を3つのステップでご紹介します。

IPO株とは

IPOとは新規公開株式(initial public offering)の略で、企業が資金調達をするために、
一般の投資家に株式を供給することを意味します。

つまり、オーナーなど一部の株主が企業の株式を保有していた状態から、不特定多数の投資家が株式を保有できるようになるということです。

なぜ、IPO株が損をしにくく、2~3倍になる可能性を秘めているのか、疑問を抱いている人は多いと思うので、少し解説します。

IPO株が損をしにくい理由は、上場後の価格より安価で購入できるケースがほとんどだからです。
なぜなら、株式の買い手がつかなくなる事態を避けるために、上場直後は割安で売り出すからです。

また、企業への将来的な期待や、IPO投資の人気上昇なども価格上昇の要因になっているでしょう。

ワンポイント
・上場後、価格が上がる傾向にある
・企業への将来的な期待や、IPO投資の人気上昇なども価格上昇の要因になっている

IPO株の始め方4ステップ


ここでは、IPO株の始め方を3つのステップでご紹介します。

IPO全体の流れは、「(口座開設)→上場承認→仮条件決定→ブックビルディング→抽選→公開価格決定→抽選確認→購入申し込み→新規上場」です。

これらのうち、IPO投資家がしなければいけない作業は、口座開設、ブックビルディング、抽選確認後の購入申し込みの3つです。

それぞれ解説していきます。

➀証券会社の口座を開設する

初めに、証券会社の口座を開設しましょう。

どの証券会社で口座開設をすればいいか分からない人は、SBI証券がオススメです。
SBI証券をオススメする理由は、IPO株を取り扱っている数が非常に多く、多くのIPO株抽選に参加できるためです。

手順は次の通りです。
➀証券会社のホームページからメールアドレスを入力する
②認証コードの確認をした後、個人情報を入力する
③規定をしっかりと読み、口座開設方法を選択する
④自宅に届く書類を確認し、口座開設完了

もちろん、SBI証券で取り扱っていないIPO株も存在するため、さらに当選確率を上げたい場合は複数の証券会社の口座開設をすると良いでしょう。

ワンポイント
・SBI証券で口座開設をすると、数多くのIPO株抽選に参加できる
・さらに当選確率を上げたい場合には、複数の証券会社の口座を開設する

②ブックビルディングに申し込む

ブックビルディングとは、新規公開株の価格を正式に決める方式の1つです。

複数の投資家が購入したい価格と数量を決め、需要と供給のバランスを調節した上で市場に売り出す価格を決定します。

このステップでは、自分が購入したい株式の価格と数量を選びましょう。
中には、事前にお金を預けていないと抽選に参加できない証券会社もあるので3、事前に申し込みの条件を確認しておきましょう。

少し補足しておくと、確実に購入したい場合は、株式の上限価格で申請しましょう。
なぜなら、後に決まる公開価格よりも安い価格で申請してしまっていた場合、抽選権を失ってしまうからです。

また、近年ではIPO投資の人気が上昇しているため、公開価格が仮条件の上限で決定しまうケースが非常に多いです。

安い価格で購入したい気持ちはわかりますが、確実に購入したい場合、仮条件の上限価格で申請しておきましょう。

・抽選に参加できない事態を避けるために、申し込みの条件を確認しておく
・当選後に確実に購入したい場合、仮条件の上限価格で申請する

③抽選結果を確認し、当選していたら購入申し込みをする

ブックビルディングに申し込んだ後は、抽選結果を確認し、当選していた場合には期限内に購入申し込みをしましょう。

当選後、購入申し込みを忘れていて購入できない事例もあります。

「せっかく当選したのに購入できなかった」なんてことにならないように当選後に購入申し込みを忘れないように気を付けておきましょう。

また、当選した時には、仮条件と公開価格を確認しておくと良いです。

近年IPO株の人気が上昇している中で、仮条件の上限価格で公開価格が決まらなかった場合、その株はあまり人気がないということになります。

仮に上限価格で決まらなかった場合、上場後に人気が出ず損失を出してします可能性があるので、当選後に買わないという選択肢もアリです。

ワンポイント
・人気がない株と判断し、損失が出そうな場合には当選後に買わないのもアリ
・当選後、購入申し込みを忘れると落選になってしまうため、当選後に購入申し込みをする
IPO 当選後 やること

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